明けない夜はない


 
お取り寄せでお願いしていた
宮城県石巻市の純米吟醸酒
日高見「希望の光」
が届きました
 
日高見は
仙台時代に
僕が最も好きだったお酒です
 
蔵元・平孝酒造さんは
東日本大震災で壊滅的な被害を受け
当時仕込み中であった醪(もろみ)も
長期間の停電により温度管理ができず
廃棄を決めたそうです
 
しかし
残った醪を絞ってみると
深みのある思わぬ味わいを醸したことから
被災してわずか翌月に
日高見「希望の光」
として出荷したところ
全国からの注文とともに
復興への応援の声が殺到し
震災復興の原動力となったそうです
 
その後は
このお酒への強い敬意の念から
再販されることなく封印されました
 
そして
震災から十年の節目を迎えた今年
新型コロナウイルスによって
再び厳しい環境に陥った
この難局を乗り越えるため
日高見「希望の光」
の封印を解くことにされたとの由
 
届いた四合瓶には
「明けない夜はない」
とのラベルが貼られていました
 
一年以上続いたウイルスとの戦いも
あともう少し
 
一日も早くコロナの夜明けを迎えられるよう
そして震災で被災された方々への哀悼の意と
仙台でお世話になった方々への感謝の気持ちを捧げつつ
この奇跡のお酒を美味しくいただこうと思います